某所某大学のサークル棟。
その一室にとあるサークル「でえとれ」が存在する──

泉　恵「あ、こんにちはー。新入部員の方ですか？」
峰沢　珠里「ようこそ　Day Experience Trade Circle　略して『でえとれ』へ！」
泉　恵「ここがどういったサークルなのか……ですか？」
峰沢　珠里「それについては先輩方に紹介して貰うよ！
先輩方ー、新入部員の方ですよー！」

如月　愛々莉「始めまして。ようこそお越しくださいました。
このサークルはですね、日々の活動を交換し合う。
という名目で活動しているサークルです。
普段の経験や活動をみんなに報告し合ったり、
親睦を深め合ったりすることで楽しむサークルですよ！」
泉　恵「と言っても、やってることと言えば部室に来て、
お喋りしたり遊んだりする事なのですけれどね。」
峰沢　珠里「そう言われると身もふたもないよ……。」

鹿江　穂乃香「あら、初めまして。そしてようこそ「でえとれ」へ。
既にみんなが話した通り、『でえとれ』は部員の皆で集まって、
ワイワイと交流を楽しむサークルです。
ここで、立っているのもなんですし、見学ついでに、部室に入っては如何ですか？
もちろん遠慮せずに、寛いで行って構わないですよ
ちょうど今、でえとれ内では、あるカードゲームをみんなで遊ぶのがブームなんですよ。」
如月　愛々莉「『デイトレード』っていう株を題材としたカードゲームなんですよ。
体験入部ついでによかったら遊んでみませんか？
勿論、ルールは教えますよ」
鹿江　穂乃香「ふふ、愛々莉ちゃん急かさないの」

峰沢　珠里「せっかくだからさ！部室の中とか見学して行って、
それで興味があるなら一緒に遊ぼうよ！」
泉　恵「ひとまず、どうぞ中の方で寛いでくださいねー。
何か興味があったら是非私たちに話しかけて下さい」